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予防治療 PREVENTION

予防治療

むし歯や歯周病は、トラブルが起きてから治療するのではなく「予防」することが大切です。治療が完了したあとも、セルフケアを怠っているとあっという間に再発してしまいます。また、日々のセルフケアを丁寧に行うだけでなく、歯科医院での定期的なメンテナンスも取り入れましょう。当院では、一人一人に合わせた予防方法をご提案しています。歯が痛くなってから歯科医院へ駆け込むのではなく、治療を受けなくて済むよう「予防」することを意識してみませんか?

予防治療は
こんな方におすすめです

  • むし歯や歯周病を予防したい
  • 生涯、自分の歯で食事を楽しみたい
  • 治療を何度も繰り返したくない
  • 定期検診に通いたい

予防治療の重要性

むし歯や歯周病治療は、定期的な歯科医院でのクリーニングで一時的に菌の数が減少し、おおよそ3ヶ月でもとの数に戻るという研究データがあります。そのため、歯科先進国である北欧諸国ではこのデータから予防を徹底しており、スウェーデンやフィンランドでは歯科検診が義務化されています。日本でも、近年になって予防意識が高まってきましたが、歯科先進国と比べて受診率はまだまだ低いのが現状です。歯が悪くなってから慌てて受診するのではなく、むし歯や歯周病で歯を失わないよう予防することを意識しましょう。

当院の予防治療

バクテリアセラピー

バクテリアセラピーとは、医療と福祉の先進国スウェーデンの医療機関が中心となって開発した新しい予防医学です。お口の中の菌のバランスを管理することで、お口だけでなく全身疾患の予防につなげることが大きな目的です。歯科では、お口の中にもともと存在するロイテリ菌を補給することで、善玉菌の割合を増やして、むし歯や歯周病、口臭の予防へつなげることができます。ロイテリ菌は母乳由来の乳酸菌であるため、どのような方でも安心して摂取いただけます。

サリバチェッカーによるがんのリスク検査

サリバチェッカーでは、20歳以上を対象に唾液(サリバ)をチェックして5種類のがんリスクを測定します。具体的に、肺がん・膵臓がん・大腸がん・乳がん・口腔がんの5種類で、いずれも日本人の発症頻度が高い悪性腫瘍としてあげられるものです。
サリバチェッカー最大のメリットは、患者さまの心身への負担が少ない点です。少量の唾液を採取するだけで検査できるので、検査にともなう痛い思いや不快な思いをする心配はありません。ただし、サリバチェッカーは、手軽にがんリスクを測定できる検査法ではありますが、がんの確定診断を行うものではありません。がんが疑われる場合は専門の医療機関で精密検査を受ける必要があります。

定期検診の流れ

Flow01問診とお口全体のチェック

歯科医師がお口の状態を確認します。同時に、痛みがでている箇所や日ごろから気になっていること、困っていることなどをお伺いします。必要に応じてレントゲン撮影や口腔内写真撮影などを行い、治療や精密検査が必要な場合は、これからの治療について丁寧にご説明します。


Flow02お口の中のお掃除

プラーク(歯垢)や歯石の付着度合、歯肉の炎症、歯周ポケットの深さなどを、患者さまの口腔内環境を歯科衛生士が細かく確認していきます。適切な器具を用いて溜まった汚れを取り除き、表面の着色も除去します。


Flow03セルフケアの指導

磨き方の癖や歯並びの特徴を踏まえて、歯科衛生士が正しいセルフケアの方法を指導します。歯石の付きやすいところ、着色しやすい場所など、自分に合った方法で丁寧に磨けるよう学びましょう。必要に応じて歯間ブラシやデンタルフロスの活用法もアドバイスをし、セルフケアの質の向上につなげます。


Flow04健診結果の説明と次回の検診について

歯科医師がクリーニング後のお口の状態を再度チェックし、患者さまご自身にも確認してもらいながら検査結果をご説明します。お口の状態から、次回の検診時期を判断してお伝えしますので、ご都合のよいお日にちでご予約をお願いします。良好な状態を保つためにも定期的な検診をおすすめします。

かかりつけ歯科医を
もちましょう

むし歯や歯周病は、ひどくなってから治療をしても手遅れなケースが少なくありません。重度まで進行した場合は完全に治すことはできず、最悪の場合は歯を失うこともあるでしょう。そのため、気軽に相談できる「かかりつけ医」をもち、むし歯や歯周病がひどくなる前に適切な処置が行えるようにすることが大切です。

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